「[無理なくやせる脳科学ダイエット]を読んで食事に関する意識が変化したこと」

「無理なくやせる?」「ダイエット = 我慢すること」だと思っていた私。無理なくやせれるのならラッキーだな!そんな方法が知りたいと思い、今回は読んでみることにしました。

 

「無理なくやせる脳科学ダイエット」の著者である久賀谷 亮さんは、医学博士。イェール大学医学部精神神経科卒業。アメリカ神経精神医学会認定医。アメリカ精神医学会会員。今回の著書以外にも「世界のエリートがやっている最高の休息法」「脳疲労が消える最高の休息法」などがあります。

 

今回は、そんな久賀谷 亮さんが書かれた無理なくやせる脳科学ダイエットを読み終えて学んだことを紹介していきたいと思います。

 

まず巷にあるダイエット法と違う点として、

 

従来の方法は「とにかくガマンしなさい」と私たちに命令するものであり、「どうすれば我慢できるか」を教えてくれないところです。

 

ただ我慢するよりも我慢できる方法を教わらなくては、ダイエットも苦しく辛いものになってしまいますよね!

 

そこで、「マインドフルネス」をベースにダイエットプログラムを考案されたようです。

 

普段から、マインドフルネスを取り入れている私。

 

この一文をみつけ、食事にもマインドフルネスが活用できるのならば、実践しやすいなと思いました。

 

この本は、食事に問題を抱えている5人が、シェアハウスで食事に関してマインドフルネスを通じ、ダイエットサポートする松代さんというトレーナーと健康を目指していくというストーリー仕立てになっており、比較的読みやすい内容です。

 

まず

 

松代さんが住んでいるアメリカは

 

3人に1人が肥満、3人に2人がオーバーウエイト。全世界でも10億人以上がオーバーウエイトと言われていて、食行動の改善は個人の問題を超えた切実な社会問題である。

 

食事をコントロールすることは大切だと感じていた私も、正直、社会問題までになりつつある現実に驚きが隠せませんでした。

 

その中で松代さんが教えてくれるダイエット法はいま最も注目を集めている方法のようです。

 

「究極のダイエット」3つの特徴

 

1 「食べ物」ではなく「食べる」を変える。

 

2 欲求を「抑えつける」のではなく、「乗りこなす」。

 

3 「お腹」ではなく「心と脳」を満たす。

 

1について。

 

松代さんによると、「漫然と食べるクセ」がついているようです。ついイライラしたりすると、お菓子を一袋あけてしまう。このようなクセがついている人は、食事のコントーロールが難しいということ。

 

3について。

 

食行動の問題は、内面が満たされないことが深く関係していることが多い。脳が「お腹が減っている」と勘違いしているようで、本当は心が満たされていない可能性があるということ。

 

これらについて、私には思い当たることがあります。それは、就職し始めた頃、仕事の要領が分からずにいました。帰宅すると、疲れたというかストレスを発散するようにたくさん食べたり、お酒もたくさん飲んでいた記憶があります。

 

しかし、それではストレスを解消することはできません。食べすぎたり、お酒を飲み過ぎると体調を壊してしまいます。

 

私自身も今振り返ると、体調を壊してしまうことが多々ありました。

 

そのなかで出会ったのが、マインドフルネスです。

 

なぜマインドフルネスを実践しようとしたかというと、「イライラ」することは、自律神経が乱れていることがある。自律神経を整えるのには、マインドフルネスが良いと学んだからです。

 

マインドフルネスの2つのポイント

 

1 熱心に、好奇心を持って、いまある何かに注意を向ける。

 

2 注意がそれても、それを抑えつけずに、受け入れる。

 

実際に、マインドフルネスを実践したことがある方はご存知だと思います。それは、目を閉じていると、雑念が浮かび上がります。雑念を消そうとすればするほど、思い浮かぶ。いきなりマインドフルネスを始めてクリアに瞑想ができる方はいないのではないでしょうか?

 

そんなマインドフルネスを食事にも取り入れることで、体重やBMIにも変化があるようです。効果も一時的ではなく、体重の維持にも効果があるようです。なぜ変化できるかというと、脳には「可塑性」という機能があるようです。継続的な働きかけにより変えていくことができる機能のこと。マインドフルネスが有効のようです。

 

最後に、本書を読み終えて、現代は飽食の時代とよく言われています。また、食の欧米化が進み、身体を壊している方も多いと聞きます。そんな中において、食事を見直してみることは大切です。もしこのブログを見て、食事に関心を寄せてくれる方がいてくれたら嬉しいです。私自身、病を患い、健康がいかに大切かを理解してきた人間の一人です。ぜひ関心を持って頂けたら、ありがたいです。

 

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