「最先端医療の人生を変える7つの健康法を読んで[実践すること]」 著者 小林弘幸

今回は、最先端医療の人生を変える7つの健康法を読んで理解したことをまとめていきます。

 

この本は、小林弘幸先生が書かれた本です。著者の小林弘幸先生は、順天堂大学医学部教授、自律神経研究の第一人者として活動されています。

 

最先端医療の人生を変える7つの健康法は、

 

 第1章から第7章まで各分野の専門家が、詳しく説明しています。

 

全部をまとめるのは時間がかかってしまうので、今回はその中で特に大切だなと感じたことを3つ紹介していきます。

 

まずひとつ目は、

 

第1章「人生100年時代」を健康に生きる自律神経と腸内環境の整え方 小林弘幸先生について。

 

自律神経は、リスクマネージメントの実践によって、腸内環境は、生活習慣の改善によって今よりグンと高めることができること。

 

・自律神経は自分でコントロールすることが難しい。

・外部要因から影響を受けることもある。

 

では、どうしたらよいか?

 

自律神経は、上がったり下がったりすることがあることを理解すること。交感神経や副交感神経の影響による物が多いので、その働きに沿った生き方をすることが大切。

 

今は、心拍数と脈拍により、数値化することもできる。「フーリエ解析」と呼ぶ。

 

日本では、スポーツ分野においてもまだケアの概念が浸透していない。ケアの概念を理解することが大切。

 

イチロー選手や五郎丸選手のように「ルーティン化」することがパフォーマンスを保ちやすくする。

 

・腸内環境について

 

健康を左右する「血液は腸内」で作られている。腸には免疫細胞の7割が存在している。血液が全身を巡ることから、腸を健康に保つことが大切。腸内環境には、セロトニンオキシトシンドーパミンなど感情を司るホルモンが腸から生成されている。腸内環境を保つためには、食物繊維をとることが大切。

 

食物繊維には、水溶性(きのこ、海藻、果物)と不溶性(豆類、根菜類、玄米)の2種類があり、水溶性を多く取りながら、バランスよくとることが大切。

 

自律神経と腸内細菌、両方を整えるには、日記や深呼吸をすることも有効。

深呼吸は、吸うことよりも吐くことを意識することが大切。

 

ふたつ目は、第3章 ゲノム情報を知り生活習慣病のリスクを下げる方法 玉谷 卓也先生について。

 

疾病は、遺伝と環境の双方が互いに影響して発症する。あらかじめ遺伝要因を知ることができれば効率よく対処することができるということ。

 

人は生まれながらにして設計図なるものを持っている。その設計図が見た目だけでなく、病気になる特徴までも描かれている。しかし、ゲノム情報は2007年頃は1億円とも呼ばれたいた。しかし、本年度中には6〜7万円までに費用がなるよう。

 

DNAの情報は、内臓脂肪の値にも影響を与えてしまう。内臓脂肪が問題なところは、蓄積されると生活習慣病のリスクを高めてしまうこと。

 

ゲノム検査により、自分の運命がわかるのではなく、重要なのは傾向を知ること。自分の傾向を理解することで、よりよく生きることにつなげることができるから。

 

3つ目は、第7章 肥満を解消し持続可能にする食欲コントロール方について 下村 健寿先生について。

 

糖質制限ダイエットについて。このダイエットの問題点は、効果が維持できないこと。短期的には効果が出やすいが、長期的には、1年後には元の体重に戻ってしまうこと。

 

持続可能なダイエットをすることが大切。

 

・まずは完食をやめること。

 

・食事は3食きちんととること。

 

肥満はインスリン抵抗性が筋肉で起こっている状態。まずはある程度糖質を抑えることが大切。インスリン抵抗性を解除することが目的なので、糖質を抑えることが大切。

 

・運動について

 

運動はあくまでも補助的に行うもの。食事がうまくいっている状態で行うのが効果的。

 

運動の強度は、(220ー年齢ー安静時心拍数)✖️0.6+安静時心拍数で行う。

 

通称カルボーネン法。

 

まずは、上記の心拍数を意識した運動を心がけ、運動は二段階で考えることが大切。

 

上記の心拍数で体重変動がなければ、運動強度の割合0.6を0.8にあげてあげることも有効。

 

最後に

 

今回は、健康について書かれた本を紹介させてもらいました。感想としては、これから初めて運動を始める方には、少し難しい内容かと感じました。私自身としては、食事を現在コントロールし、知識も取り入れながら実践しています。私には理解しやすい内容かなとも思いますが、全体的には難しいかと思います。しかし、実践すれば効果が期待できる内容が描かれていますので、ぜひ健康に知識がある方にはオススメできる本ではないでしょうか?

 

今回は本の感想というよりは知識の紹介ばかりになってしまいました。しかし、今回の情報をもとに私自身が取り入れ、実践し効果が期待できたものをSNSなどで紹介していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

 

いつも皆様の貴重なお時間をいただきありがとうございます。これから本を読んで知識を高め、良い情報を提供できるよう学びを深めていきますので、これからもよろしくお願いします!

 

今回は以上です。いつもありがとうございます。