SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術を読んで

朝散歩をしたり、運動を行う事は、睡眠の質を高める上で大切なことを理解できた。実践していく中で、睡眠が改善されるのを実感できている。「ストレスを受け流すためにも、睡眠についてより理解をしたい」と思い、SLEEP最高の脳と身体をつくる睡眠の技術を読んでみました。

著者のショーン・スティーブンソンさんは、15歳のときに腰の骨を折り、20歳で椎間板変性症の診断を受け、治癒の見込みもなしと宣言されたが、「治す」という決意をもたれ、食事内容の見直しとエクササイズを開始。健康的な減量を実現する過程において、鍵をにぎるのは「良質の睡眠」だと気づかれ、メソッドを集約されました。

今回は、より睡眠の質を高める上で大切と感じたことを、3つ紹介します。

一つ目は、脂肪過多は睡眠を阻害するということ。体重が多すぎると、内臓や神経系に過剰な負担がかかり、内分泌系を混乱させてしまう。内分泌系には、メラトニンオキシトシンコルチゾールといったホルモンを分泌するので、睡眠との関係が深い。腹部の脂肪の減少は睡眠の質を改善する上で最適な指標になる。脂肪をため込むホルモンの筆頭がインスリンインスリンが一番反応するのが糖質。食事をするうえで、糖質を抑えた食事を心がけることが大切。よい睡眠が取れるようになると、満腹ホルモンである「レプチン」の分泌も促せる。

私は、運動をすることは好きなのですが、食べることも大好きです。ついつい食べすぎてしまうことがあります。少し内臓脂肪も気になるので、食事内容を改善していきたいと思います。内臓脂肪が減ると、満腹を感じるレプチンの分泌も促せやすくなり、無理なくダイエットすることも出来そうです。

二つ目は、アーシングすることにより、副交感神経を優位にすることができる。人体が地面に直接触れることを「アーシング」と呼ぶようです。人の身体は電気を通しやすく、電磁波の影響も心配されます。定期的に土に触れることで、血液の状態も改善されるようです。素足で砂浜を歩いたりしても効果が得られるようなのでうまく活用していきたいと思います。

三つ目は、瞑想について。私は、睡眠の質を高めるため、夜に瞑想を行うことがあります。理想は毎日行いたいのですが、ついサボってしまうことがあります。瞑想の効果は、毎日継続しなくても積み上がっていくということ。目を閉じて呼吸に意識を集中させることを脳と身体が繰り返すことにより、神経細胞が強化され、瞬時にリラックスした状態にすることができるようです。また、本によると、病院で診察を受ける人の80%以上がストレスに関する病気のようです。瞑想をすることは、健康的な人はもちろん、さまざまな病気を患う人のストレスも緩和する効果があるようなのでうまく活用していきたいです。

本書を読み終え、睡眠に関する知識をより理解することが出来ました。睡眠の質を高めることは、毎日を元気に生活していくためには必須だと思うので、より生活習慣の改善を図っていきたいと思います。