「100年時代の健康法」を読んで大切だと感じたこと 北村 昭彦

人生100年時代といわれる現代。

 

これからは長生きできることがあたりまえの時代がやってこようとしています。

 

私個人としては、長生きできる時代に生まれたのなら、元気で楽しく人生を謳歌したいなと考えています。

 

今回は、人生を楽しく長生きしたいと考えている私が、100年時代の健康法を読んで生活していく上で心がけていきたいと思ったことをまとめていきます。

 

まず人生100年時代においては、年代において気を付ける病が違うということです。

 

生活習慣病に気をつけましょう」という声をよく聞くかと思います。

 

確かに生活習慣を予防することは大切です。

 

しかし、先ほどお伝えしたように年代別というキーワードがあります。

 

年代は40歳〜64歳までを「壮年期」、65歳以上を「高齢期」と分けることが多いようです。

 

その場合において壮年期には「病気と生活習慣病」高齢期には「フレイル、病気」と気をつける病が違うということです。

 

ではなぜフレイルに気をつけたほうが良いかというと、筋力が低下すると自力で生活できなくなる可能性が高くなるからです。自力で生活できないということは誰かの手を借りる必要があります。

 

今現在日本は少子高齢化です。

 

15〜64歳の人口が65歳以上の人口を支える割合をみると、2人で1人を支える時代は2020年まで。それからは減少していく時代になります。

 

今現在すでに介護人材は減少しています。これから人の手助けを借りたい人は増える。しかし助ける側の手が圧倒的に足りない。そんな時代になります。

 

いかに、自力でフレイル予防をしていくことが大切かをご理解いただけたのではないでしょうか?

 

つぎに、検診で異常がないと診断されても安心できないケースがあるということについて。

 

検診では筋力や骨密度、認知機能は測定できないということです。

 

そこで筋力トレーニングを行っていこうと思う方もいるかもしれません。

 

そうした場合においても気をつけたいポイントがあります。

 

それはタンパク質の摂取を忘れないということです。

 

「運動後45分以内にタンパク質から効率的に筋肉が作られている。

 

筋力トレーニングを行った際には、意識してタンパク質摂取を心がけていきたいですね!

 

そこで覚えておきたい指数があります。

 

それはSMI指数です。

 

・骨格筋量指数 SMI

体重から体脂肪と骨と内臓を取り除いて、骨格筋とその周囲で計算する指数のこと。

 

BMIだけで判断するのではなく、体の中にある筋肉の量で計算する。そうすることにより、日常生活において筋力低下を早めに気づくことができる。筋力低下に気づければ歩けなくなる前に自助努力で防げることもあるということです。

 

・薬もリスクになる。

 

「筋力低下」「低栄養」「社会的孤立」がフレイルを悪化させる三要因。このほかにも薬の向き合い方にも注意が必要になります。

 

なんでも物事には「メリット」「デメリット」があることを理解することが大切です。

 

薬の「デメリット」としては「ポリファーマシー」と呼ばれる多薬併用により、ふらつきが起き転倒により、その転倒が原因で寝たきりやフレイルが進行する恐れがあるということです。

 

さいごに

 

今回は、人生100年時代において生活習慣に気をつけるだけではなくフレイル予防にも気をつけることについてみてきました。本書を読み終えて、いかに生活習慣に気をつけることが大切であるかを理解することができました。

 

私はふだん筋力トレーニングをおこなっています。運動は苦しいこともあり継続することが難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、動ける身体があるから毎日楽しく生活することもできます。

 

まずは簡単な体操から始めてみたり、一人で行うと継続が苦手な方はお友達を誘って運動習慣を取り入れてみませんか?

 

このブログをみてくれた誰か一人でも多くの方が、運動習慣を取り入れて楽しく人生を生きてくれたら嬉しいです!

 

今回はそんな私の思いを込めて終わりにしたいと思います。

 

このブログはみなさんのお役に少しでも立てるよう努力していきたいと思って情報を選んでいます。

 

毎日書きたいのですが情報を選択しているので週に1回は更新していきたいと思いますので、これからも読んでもらえたら嬉しいです。

 

皆様の貴重なお時間をいただきありがとうございました!