インバスケット読書術を読んで

私は、「読書をしても、内容が覚えられない」、「本を読むのに時間がかかる」などの悩みがあります。
悩みを解決したく、書店に足を運びました。

その中から書店で見つけたのが、インバスケット読書術です。本によると、インバスケットは、1950年代にアメリカ空軍で活用され始めた能力開発ツールで、架空の立場になりきり、処理し切れないほどの膨大な案件を限られた時間でいかに精度高く処理できるかが求められるようです。

著者の鳥原隆志さんは15年もトレーニングを行われてきたそうです。そんな島原さんが書かれた本なら、悩みを解決してくれそうなヒントが書かれているかもしれないと思い、本を手にとることにしました。

本書を読み終え、今回は、悩みのヒントにつながりそうな気付きを3つ紹介していきます。

まず、引っかかった部分は、10ページ飛ばして読むことです。

私は、読書をしていて、理解できないところがあると、何度も読み返してしまうことがあります。理解できないところに、自分の学びがあるのではないかと思うからです。しかし、効率よく読むことを考えると、引っかかった部分は飛ばし、理解できる部分を頭に入れていくことも大切です。そこで、10ページ飛ばすことで、文章の内容が変わり、引っかかっていた部分も消えます。これなら読み進めていくことは可能になり、読書に時間をとられすぎることはなくなります。また、学びがあるのではないかと思う気持ちも、本当に自分にタメになる部分は、むずかしく書かれている文章でもスーッと頭に入ってくるようです。これからは、読んでいてむずかしく感じる部分は、「今の自分には必要ないのかも」と考え、読み飛ばしていこうと思います。

次に、異常値を探せです。

これは、読書をしていると、自分と同じ考えや意見の部分ではなく「え?」と問い正したくなる部分が出てくることがあります。「え?」と思う部分に着目することで、自分の引き出しを増やすことが出来るようです。これからは、気になった部分には、ラインマーカーで線を引いたり、付箋をはり、自分の引き出しを増やしていけるよう活用していこうと思います。

最後に、文字にして残すことです。

これは、読書をしていて気づいたことを「読書ノート」に書いていくことです。いきなり感想が難しい時は、読んだ本の記録から始めても良いようです。慣れてきたら、自分の文章に置き換えるとより良いようです。今現在、私は、読書をしたらブログに書くようにしています。ただ、自分の言葉に置き換えるのが難しいので、これから練習していきたいと思います。

本書を読み終え、読書をしていく上での姿勢を学ぶことができました。読書は、ストレス解消や自己成長につながります。今回学んだことを生かし、もっと読書を楽しみたいと思えました。これからもっと自分の言葉でも置き換えれるよう学びの深い読書につなげていきたいです。